値上げ値上げで物価は高くなるのに手取りは増えず(むしろ増税で減ってる。は?)、世知辛い世の中になりましたね。
こんにちは!
3人の子持ち(娘・娘・息子)で田舎住まいのノッポです。
そんな物価高な世の中で乳児・幼児を抱えていると、地味に困るのがオムツ代です。我が家は2017年に長女を出産してからオムツ最安値と名高いマミーポコ様を愛用してきたのですが、マミーポコ様も当時から300円ほど(たしか)値上がりしています・・・。
そこで目についたのが、税込768円(2025年5月時点)の西松屋のプライベートブランド・SmartAngelのオムツです。今回は、西松屋のオムツってどうなの?という疑問に、実際に使用した体験談からお答えしていこうと思います。
西松屋のプライベートブランドとは
西松屋のプライベートブランドには日用品ブランドのSmartAngelと衣料品ブランドELFINDOLLがあります。今回紹介するのはオムツなので、SmartAngelですね。
SmartAngelでのオムツの販売は2019年からだそうで、割と新しめのブランドです。
西松屋のオムツのサイズ展開と金額
西松屋のオムツは、次の3サイズ展開です。
- Lサイズ(8~12kg)44枚:768円(税込)/1枚あたり17.45円
- ビッグ(11~14kg)38枚:768円(税込)/1枚あたり20.21円
- ゆったりBIG(12~17kg)36枚:768円(税込)/1枚あたり21.33円
※2025年5月時点
Lサイズでも8kgから対応しているため、生後4~6か月頃から使用できるでしょう。テープタイプの展開はないため、新生児からの使用は難しそうですね。
ほかのオムツブランドとの比較(金額)
ここではほかの主要オムツブランドと、西松屋のオムツの金額を比較してみます。サイズの対象は商品によって異なるため、体重11kgの子を想定しています。
ブランド | サイズ(パンツタイプ) | 金額/1枚あたり |
西松屋(SmartAngel) | Lサイズ(8~12kg) | 768円(税込)/1枚あたり17.45円 |
ムーニー | Mサイズ(6~12kg) | 1,694円 (税込)/1枚あたり32.57円 |
メリーズ | Mサイズ(6~11kg) | 1,710円(税込)/1枚あたり32.88円 |
グーン | Mサイズ(6~12kg) | 1,800円(税込)/1枚あたり27.27円 |
パンパース | Lサイズ(9~14kg) | 1,848円(税込)/1枚あたり46.2円 |
マミーポコ | Mサイズ(6~13kg) | 1,672円(税込)/1枚あたり22.59円 |
※2025年5月時点。定番商品(プレミアム等でない)ものを対象としています。
1枚あたりの金額で比べてみると、正気か?というほど西松屋のオムツが圧倒的な安さを誇ります。物価高の昨今においては、家計の救世主と言えるでしょう。
ほかのオムツブランドとの比較(原産地)
次に各ブランドの原産地を比較していきましょう。
ブランド | 原産国 |
西松屋(SmartAngel) | 中国 |
ムーニー | 日本 |
メリーズ | 日本 |
グーン | 日本、タイ、中国、インドネシア ※グループ会社 |
パンパース | 日本 |
マミーポコ | 日本 |
※2025年5月時点。定番商品(プレミアム等でない)ものを対象としています。
西松屋のオムツは近年、モノ作りでは欠かせない国となった中国で製造しています。個人的にはここが引っかかる点で、おむつはデリケートゾーンにダイレクトに触れるものなので、何かと品質に疑念を持たれる中国で製造されているとなると少々不安が拭えません。
西松屋以外ではグーンも中国を含むグローバルなグループ会社で製造しているそうです。100%中国ではないという点においては、西松屋よりは安心感がありますね。
ちなみに私が崇拝する(笑)マミーポコ様は原産国日本でした。安心です。笑
SmartAngelの使用感はいかに(比較対象マミーポコ)
さてここからはSmartAngelのオムツの使用感です。モデルとして長男(2歳、11kg)に登場してもらいます。比較対象は崇拝するマミーポコに限定されますが、参考程度にご覧ください。
デザインについて

- 西松屋(SmartAngel)
動物のイラスト。表面も同様のイラストです。名前欄はありません。 - マミーポコ
現行(2025年5月時点)は、国民的アニメのドラえもんデザインです。デザインは全部で6種類(1袋に2種類)入っています。ほかにもトミカ等、コラボデザインがあり、デザイン性も楽しめます。以前は名前を書くスペースがありましたが、現行デザインでは名前欄はなくなっています。
個人的な感想ですが、おへそをすっぽり隠してくれるマミーポコのほうが安心感があります。ドラえもんデザインも気に入っており、日本のアニメ文化に馴染むきっかけになればなと思っています。
(余談ですが、2歳児なのでドラえもんとは言えず、「あちーもん」と言うのが可愛い点も気に入っています。笑)
サイズ感について
画像設置(西松屋のオムツとマミーポコの着用画)
- 西松屋(SmartAngel)
SmartAngelは、股上浅め。おへそが覗きます。西松屋のオムツは金額に対して、しっかり作られています。マミーポコに比べると足を通すところが少し狭め。お腹周りのゴムも伸縮性がありつつ、しっかりとフィットします。
- マミーポコ
マミーポコのほうが股上が深く、おへそのうえまでカバーしてくれます。マミーポコは足を通すところやお腹の部分など、ゴムが少し緩めというかやさしめで広げやすい印象です。緩めとはいえ、これまで長時間着用させて容量オーバーになったとき以外、漏れたりはしていません。
これらを踏まえてぽっちゃりめの子にはSmartAngelはキツいかもしれないなという印象を受けました。
機能性について
うしろのテープ
- 西松屋(SmartAngel)
SmartAngelのテープは少し太めに設計されています。そのため、夜間の寝ぼけているときでもテープを見つけやすいメリットがあります。その一方で、粘着性?が弱いのか、ズボンの着脱等でするっと剥がれて使えなくなることもしばしばありました。 - マミーポコ
マミーポコのテープは、一般的な太さで、西松屋のそれに比べると細めです。粘着もしっかりしていて、ズボンの着脱等で外れてしまうことは滅多にありません。
テープのしっかりさは、マミーポコに軍配があがります。おしっこの場合はとくに気にならないのですが、SmartAngelの場合はテープが剥がれてしまうとうんちを処理する際にくるっとまとめて止められないことがちょくちょくあったのは困ったポイントです。
横の破きやすさ
- 西松屋(SmartAngel)
前述のとおり、しっかりとした作りなので破く際は硬く、なかなか破けないまたは変な方向に破けることもしばしば。コツを掴めばスムーズに破けるのかもしれませんが、なかなかにストレスでした。 - マミーポコ
すんなり破けます。とくにストレスを感じたことはありません。
破きやすさにおいてもマミーポコに軍配があがります。とくにハイハイやタッチ、あんよをしだした子は、オムツ替えで大人しく寝転がっていてくれないことも多いので、破きやすさは割と重要な気がしています。
フィット感について
- 西松屋(SmartAngel)
マミーポコ愛用者からすると、SmartAngelは少しキツめに作られている印象を受けます。しかし、その分フィット感があるので、漏れの心配は少なく感じます。 - マミーポコ
SmartAngelに比べると緩めに感じますが、これまで漏れたことはありません。(長時間履かせてしまったとき以外)ゆったりめですがゆるめな感じはなく、しっかりフィットしてくれます。
マミーポコが決してゆるゆるというわけではありませんが、ゴムがしっかりしているのはSmartAngelです。背中漏れ等が心配な場合は、SmartAngelのほうが安心かもしれません。ただ、繰り返しになりますが、これまで長時間履かせて容量をオーバーしたとき以外は、マミーポコでも漏れたことはありません。
使用してみた感想まとめ
対マミーポコでデザイン性、サイズ感、金額、機能性を比較してみた結果、個人の感想ですがマミーポコのほうがおすすめです。
SmartAngelも良い商品ですが、個人的には原産国が中国なこと、うしろのテープが剥がれやすいこと、横が破きにくいことなどがあり、「マミーポコのほうがいいな」という結論に行き着きました。
まとめ:どこまで追究するかによっておすすめは異なる
お子さんによってはオムツかぶれが酷い場合もあるなど、一概に金額等で比較できないケースもあるでしょう。合う合わないはお子さんの肌の強さやどこまで素材等にこだわるかによって違ってくるので、実際には試してみるほかありません。気になる方はぜひ一度試してみて、使用感を確かめてみてください。
もし購入して使わなかった場合にもったいないと考えている場合は、下記の記事で余ったオムツの活用方法も紹介しているのでぜひ読んでみだくださいね。
※「オムツ 余った 活用方法」内部リンク設置
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